衆院沖縄1区は10月28日、抜きつ抜かれつの1票を争う大激戦・大接戦のまま、最終盤の「三日攻防」に突入しました。「オール沖縄」・日本共産党の、あかみね政賢候補の必勝のために玉城デニー県知事が応援に入り、那覇市内の街頭で「一票一票の力で1区から必ず国政に送ってください」と最後までの奮闘を呼びかけました。
デニー知事は、2001年に米国で同時多発テロが起こった際、米軍基地が集中する沖縄は「テロの標的になる」との“風評被害”を受け、観光と経済が大きく落ち込んだことを指摘しました。
「平和だからこそ経済という、言葉を大切にしたい」と強調。同県名護市辺野古の米軍新基地建設阻止を掲げる、オール沖縄候補の同1~4区での全員当選に向けて、尽力すると述べました。
あかみね候補は、男女で1億円もの生涯賃金の格差がある日本の現状に触れ、「女性の賃金を男性並みに引き上げることが必要です」と力説。政権交代で自公政治を終わらせ、「男女平等、ジェンダー平等の実現を」と公約を示しました。
「横一線の大激戦に勝利するために、あと一回り、あと二回り支持を広げてください」と訴えた、あかみね候補に、通りかかった人などから次々と声援が寄せられました。(しんぶん赤旗 2021年10月29日)