沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は10月2日、コロナ禍でも新基地反対の意思を示し続ける、月例の新たな県民大行動「ブルーアクション」の第1回を、県内各地の「島ぐるみ会議」などと実施しました。オール沖縄会議は、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で街頭宣伝しました。
午前11時から同街宣はネットでライブ配信し、県内各地では島ぐるみ会議がスタンディング。東京・新宿駅前でも連帯行動がありました。
辺野古の街宣では参加者一同が、次期総選挙の沖縄小選挙区四つ全てで「オール沖縄」の予定候補が勝利するため、「力を合わせて頑張ろう!」と、拳を振り上げました。
同街宣で、オール沖縄で日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区)、社民党の新垣クニオ同2区予定候補、立憲民主党のヤラともひろ衆院議員(3区)があいさつ。金城トオル4区予定候補は電話音声で訴えました。各氏は新基地建設阻止実現の新政権をめざす決意を表明しました。
あかみね氏は「(新基地建設推進の)強権政治は、政権交代ではね返そうではありませんか」と呼びかけました。
「ブルーアクションを契機に、新基地建設問題の国民的議論がますます活発になることを期待します」との玉城デニー知事の音声メッセージが紹介されました。伊波洋一、高良鉄美の両参院議員、照屋寛徳衆院議員らもあいさつしました。(しんぶん赤旗 2021年10月3)