活動報告

那覇市議選必勝へ全力 各候補駆ける

子は宝、貧困なくせ マエダ・上原候補

 激戦の那覇市議選で日本共産党のマエダちひろ候補は7月8日、「子どもの貧困をなくす。子どもたちは宝」と強調、給付型奨学金制度や入学準備金の増額・入学前支給を実現したことなどの実績を紹介しました。「子育て応援の那覇市をさらに前進させるため、『オール沖縄』・日本共産党は頑張ります」と力を込めました。

 応援に駆け付けた田村貴昭衆院議員は、東京都で4度目の緊急事態宣言を発令しながら五輪開催に固執する菅政権を、「これほど矛盾する話はない」と批判しました。

 沖縄県が全国でPCR検査の比率が高い県の一つだと紹介し、菅政権に五輪即時中止と検査拡充を要求すると主張。「休業を余儀なくされる中小業者への『自粛と補償はセットで』と呼びかける日本共産党の全員当選が、政治を変えていく大きな力となります」と強調しました。

共産党の上原やすお候補は同日、同県名護市辺野古の米軍新基地建設に、戦没者の遺骨が眠る沖縄本島南部の土砂を使用しようとする国の計画は、「人の道に反する」と厳しく批判。「新基地建設は絶対に許さない、遺骨を含む土砂を埋め立てに使うな、この平和の願いの一票を託してください」と訴えました。

 あかみね政賢衆院議員(沖縄1区)は、ワクチン提供が中断している菅政権に、提供する責任を果たすよう強く求めることが必要だと演説。「コロナから命を守る政治を最優先にします。あと一回り二回りの支持の拡大をお願いします」と呼びかけました。

命守る感染対策を ワク川・フルゲン候補

 11日投票の大激戦の那覇市議選の必勝に向けて、日本共産党のワク川朝渉候補は7月7日夕、市内での街頭演説で「新型コロナから市民の命と暮らしを守り、雇用と地域経済の回復に全力を挙げる」と表明しました。田村貴昭衆院議員も応援に駆け付けました。

 ワク川候補は、沖縄県民の反対の民意に応えずに同県名護市辺野古の米軍新基地建設を強行する、菅自公政権を批判。「菅政権に厳しい審判を下しましょう。土曜日までの期日前投票でも、支持を広げに広げてください」と呼びかけました。 熱心に聞いていた60代の女性は、日本共産党は科学的データに基づいて政策を掲げる政党だと述べ、「コロナ問題で改めて共産党は筋が通っていると感じる。ずっと信じてきてよかった。菅政権のコロナ対応は信じられない。一刻も早く政権交代してほしい」と語りました。

 日本共産党のフルゲン茂治候補は7月7日夕の市内の街頭演説で、新型コロナ対策で国に責任を果たすよう迫り、 「一丸となってコロナ危機を乗り越えよう」と呼びかけました。あかみね政賢衆院議員(沖縄1区)も演説しました。

 フルゲン候補は、浸水被害に苦しむ市民の声を受けて8年前に対策を迫り、総工費約20億円の雨水貯留施設の着工が進んだことや、地域住民と力を合わせて児童館前に歩行空間を設置させたことなどを紹介。「引き続き市民の願い実現の代表として、全力で頑張る」と表明しました。

 演説を聞いていた市外在住の男性(68)は、これまで那覇市の有権者に日本共産党候補への支持を訴えると「今回は自民党に入れないという人が多い」と強調。つながりを生かし、さらに対話で支持を広げると述べました。(しんぶん赤旗 2021年7月9日)

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