活動報告

新基地設計変更 不承認を 戦没者の尊厳守る 沖縄遺骨収集組織 代表ハンスト あかみね氏激励

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 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で沖縄防衛局が県に申請した設計変更について、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)らは県庁前の広場で6月19日、玉城デニー知事による同申請の不承認を求めるハンガーストライキを開始しました。デニー知事の後押しをして「戦没者の尊厳を守る」と決意を表明しました。

 同申請内容によると新基地建設の埋め立てに沖縄戦犠牲者の遺骨を含むかもしれない沖縄本島南部の土砂の使用を国は計画。具志堅さんは、デニー知事が不承認にすることで土砂使用を「根本から止めることができる」と強調しました。

 

 ハンストに併せて不承認を知事に求める要請行動への参加を募る沖縄戦遺族対象の署名活動も開始。具志堅さんは、遺族の意思を届けることは「大事だ。遺族は声を上げる権利がある」と訴えました。

 

 ハンストは、21日朝まで同広場で行った後、同日午前8時から平和祈念公園(同県糸満市摩文仁=まぶに)内の、23日の沖縄全戦没者追悼式の会場横で同日午後6時ごろまで実施する予定です。

 

 19日には、新基地建設の阻止を目指す「オール沖縄」の衆院沖縄1区予定候補である日本共産党の、あかみね政賢衆院議員が激励に駆け付けました。「純粋な気持ちでたたかい続けている具志堅さんたちの決意を心から支持し、政治を変える現場で生かすために頑張る」と述べました。

 具志堅さんは、同土砂使用計画を阻止する運動を「国政の場で支えてくれる人がいて心強い」と述べ、次期総選挙での沖縄1~4区で、オール沖縄勢力の候補全員の勝利に期待を示しました。(しんぶん赤旗 2021年6月20日)

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