活動報告

沖縄・うるま市長選告示 市民のための市政に テルヤ氏訴え

 任期満了に伴う沖縄県うるま市長選が4月18日、告示されました。25日投票です。同県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力から立候補した沖縄国際大学名誉教授のテルヤ寛之氏(68)と、自民党や公明党などが推薦する前うるま市議の中村正人氏(56)の、新人同士による激しい一騎打ちとなります。

 

 テルヤ候補は市内の選挙事務所前での出発式で、「市民の市民による市民のための、うるま市を実現する」と決意表明しました。

 

 新型コロナ対策としてPCR検査の希望者への支援と、ワクチンを県と連携して円滑に行き渡らせることを公約。市の給付金で「困窮する事業者も市民の生活もしっかり守る」と述べました。

 

 学校給食費の段階的無償化、返済不要の奨学金制度創設も主張。プロジェクトチームをつくり、県内でも低位の1人当たりの市民所得の向上や、失業率改善を目指すことなどを訴えました。

 

 玉城デニー知事は応援演説で、「テルヤ候補を当選させ、『新時代沖縄』とともに『新時代うるま』を一緒につくっていこう。力を貸してください」と呼びかけました。

 

 中村候補の出発式では、菅義偉首相や自民党の二階俊博幹事長の応援メッセージが読み上げられました。

 

 テルヤ候補の出発式には日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区選出)などオール沖縄の国会議員・衆院候補、県議らも結集しました。(しんぶん赤旗 2021年4月19日)

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