沖縄県民多数の反対の民意に応えず菅義偉政権が強行する同県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止を目指す、日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区選出)ら「オール沖縄」の小選挙区の全候補が1月4日から7日に、1から4の各区の街頭で、合同演説会を行いました。
6日の県庁前の演説会であかみね氏は、これまでオール沖縄が知事選や国政選挙などで連続勝利してきたことが、全国の市民と野党の共闘を発展させ、辺野古新基地反対の野党連合政権に向けた「大きなうねりを起こしている」と、意義を改めて強調しました。
あかみね氏は、新基地建設のための膨大な予算を、新型コロナウイルス対策や医療予算に回すことを主張。総選挙での「(オール沖縄の)4候補全員勝利で菅政権を退陣に追い込もう。沖縄から野党連合政権に向かう大きな風を起こそう」と呼びかけました。
2区の新垣クニオ、3区のヤラ朝博(衆院議員)、4区の金城トオルの各候補も必勝の決意を訴えました。
演説を聞いた那覇市在住の大山津也子さん(66)は「あかみねさんを応援している。オール沖縄や野党共闘の勝利で、新基地建設を止めてほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2021年1月8日)