沖縄県民多数の民意に応えず菅義偉政権が強行する同県名護市辺野古の米軍新基地建設を中止し、米軍普天間基地(同県宜野湾市)の早期閉鎖・返還を果たす野党連合政権実現のため、次期総選挙で必ず勝利しようと「オール沖縄」の沖縄1~4区の予定候補全員が那覇市内で12月27日、合同記者会見を開き、決意を表明しました。
1区の日本共産党の、あかみね政賢衆院議員は、日米合意の同新基地建設に固執し、新型コロナウイルス対応では逆行する菅政権には「政治をあずかる資格はない」と指摘。「オール沖縄で国会から玉城デニー知事を支援し、野党連合政権の実現を目指して頑張る」と述べました。
2区の新垣クニオ予定候補は、照屋寛徳衆院議員の議席を引き継ぐために勝ち抜くと強調。県民・国民の声にしっかりと応える「真っ当な政治」の実現を訴えました。
3区のヤラ朝博衆院議員は、弱者切り捨ての菅政権の姿勢を批判。「コロナで苦しむ、命が脅かされている人たちを本当に救う覚悟があるのかどうかが問われる大事な選挙になる」と語りました。
4区の金城トオル予定候補は「県民・国民の守られるべき人権を守っていく政治を、しっかりと伝えていきたい」と述べました。
デニー知事から「平和で誇りある豊かな沖縄の実現のためにも、ぬちかじり(命の限り)そして一丸となって取り組み、来たる総選挙での勝利を期待します」とのメッセージが寄せられました。(しんぶん赤旗 2020年12月28日)