野党国会議員による「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」は10月18日、政府が住民合意なく強行している沖縄県石垣市での陸上自衛隊ミサイル基地建設に反対する、「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の市民らと同市内で対話集会を行いました。日本共産党から、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区選出)が参加しました。
集会には、立憲民主党から近藤昭一(懇談会会長)、小川淳也、櫻井周、山川百合子、屋良朝博の各衆院議員、水岡俊一、石橋通宏、石川大我、塩村あやかの各参院議員が参加。参院会派「沖縄の風」から高良鉄美参院議員が出席しました。
近藤会長は、政府が市民への情報公開や説明の責任を全く果たさず、同基地建設の工事を強行していることを厳しく批判し、建設反対を表明。「法治主義、民主主義がないがしろにされている。しっかりと皆さんと連帯し、平和な国・地域をつくるため、ともにがんばっていきたい」と強調しました。
あかみね氏は「民意無視に屈してはいけない。負けてしまっては次の軍備拡張につながってしまう。たたかい抜き、政府を代えるときだ」と訴えました。
他の議員全員からも建設に反対し、市民の声を国会に届け、追及していく決意などが語られました。(しんぶん赤旗 2020年10月19日)