活動報告

戦没者踏みにじる新基地 沖縄南部から土砂採取狙う 現地調査

カテゴリー:

テーマ:

赤嶺議員「許さぬ」

日本共産党の赤嶺政賢衆院議員(沖縄1区選出)は10月10日、沖縄戦最後の激戦地だった沖縄県糸満市で遺骨が発見されたガマ(自然洞窟)を視察しました。同市など県南部から、同県名護市辺野古の米軍新基地建設の埋め立て土砂の大量採取が想定されている問題で、犠牲者の血が染み込んだ地域の土は使わせず、建設を許さない決意を新たにしました。

沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんが現場を案内。ガマの中や周辺には、人間の下あごの骨や大腿(だいたい)骨、日本軍兵士の衣服のボタン、靴底などが残されていました。具志堅さんは、沖縄戦の犠牲者の未発掘の遺骨が混じった土砂が新基地建設に使用されてしまう危険性を指摘。「遺族のもとに(遺骨を)返そうとしているのに、心が痛い」と訴えました。

視察を終えた赤嶺氏は「(多くの)遺骨が収集されずに残っていることを目の当たりにした。本当に戦争は繰り返してはならない」と述べ、新基地反対の県民の民意は不動だと強調。建設強行を続ける菅義偉政権に対し、「次の総選挙で(赤嶺氏を含む)『オール沖縄』勢力が勝利して決着をつける」と力を込めました。

 

 日本共産党の県議らも同行しました。(しんぶん赤旗 2020年10月11日)

このページをシェアする