2月19日に東京・新宿駅西口前で行われた、「しんぶん赤旗」購読をよびかける緊急街頭宣伝での、 赤嶺政賢衆院議員の訴え(要旨)を紹介します。
私は、那覇市を中心とする衆院沖縄1区の選挙で、日本共産党の公認候補として国会に送り出してもらいました。ここでは「オール沖縄」が心を一つに国会に送り出したいと保守の方々も応援してくれました。
沖縄で辺野古新基地建設に反対する世論が大きく盛り上がっています。日本共産党の「しんぶん赤旗」はこの問題でも、政府の隠ぺいを厳しく追及しています。軟弱地盤が90メートルの深さまで広がっていることを防衛省はデータを隠していました。それを見つけたのが「赤旗」日曜版の記者です。
1万ページの資料を読み解き、辺野古の新基地の滑走路をつくる場所は深さ90メートル深くまで軟弱地盤になっている。政府の説明より3分の1も軟らかいと報じました。
河野防衛大臣はデータの存在を認めながら「簡単な検査で得られた数字で、地盤の強度を計る力学試験ではない」と言い出し、土木工事に携わる人たちから「防衛大臣はうそをついている」と私の事務所に多くのメールが届いています。他の新聞社も取り上げ、河野氏が虚偽答弁をしたのではと追及が始まりました。
もうひとつ大事なことは米軍と日本政府が危険な普天間基地の代わりの基地を引き受けろと迫り、代わりの基地をつくらなければ普天間は返還しないと言っていることです。「赤旗」日曜版は、ここに沖縄の人の本当の怒りがあると報道してきました。
沖縄の基地問題はアメリカと日本が結んでいる安保条約の土台を揺るがす問題です。基地のない平和な沖縄をめざして団結して頑張っている沖縄県民の運動を励ますためにも、「赤旗」日曜版、日刊紙をお読みください、心からお願いします。(しんぶん赤旗 2020年2月21日)