安倍政権が民意を無視して強行する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に抗議する今年最後の座り込みが、米軍キャンプ・シュワブゲート前で12月26日の早朝から行われ、「違法工事はやめろ」「子や孫の未来を守ろう」の声が上がりました。日本共産党の赤嶺政賢、田村貴昭の両衆院議員と真島省三・前衆院議員が参加しました。
赤嶺氏は、25日に日本政府が同新基地の工期を当初想定の5年から約10年に変更したことを説明。辺野古新基地建設が、米軍普天間基地(同県宜野湾市)返還の「唯一の解決の道」とする政府の主張は「すでに破綻している。普天間基地は直ちに運用停止せよ」と訴えました。
辺野古の工事よりも災害対策にお金を回してほしいと語る山里常樹さん(84)は「普天間基地を固定化していいのか。早く米国に引き揚げてもらいたい。(安倍政権は)許せない」と述べました。
辺野古を訪れるのは2回目だという埼玉県から来た新井夏子さん(17)は「(辺野古新基地建設は)時間もお金もかかりすぎ。しかも環境破壊だ。結局、基地は戦争のためのもので、日本の憲法が生かされていないんじゃないか。自分の目で見るのは大事。今度は友達を連れて来たい」と語りました。
日本共産党の、しまぶく恵祐県議候補も、座り込みに参加しました。(しんぶん赤旗 2019年12月27日)