日本共産党沖縄県委員会は12月15日、沖縄市内で県党会議を開き、平和と暮らしを破壊する安倍政権を終わらせるために団結を深めました。赤嶺政賢県委員長(衆院議員)は「沖縄県党は、日本の政治の根本を変える大きな役割を果たしている」と述べ、来年6月予定の県議選や、次期総選挙で勝利することの重要性を強調しました。
赤嶺氏は、安倍政権下での改憲反対や同県名護市辺野古の米軍新基地建設反対、安倍政権の公的行事「桜を見る会」の私物化問題の追及で、野党の協力が深まり、政権を追い詰めている現状を改めて説明。野党連合政権実現のため、「党を強く大きくしなければならない」と訴えました。
党の県議・県議予定候補がそれぞれ必勝の決意を述べました。とぐち修党県議団長は、新基地反対の民意を米政府関係者などに直接伝えた、県議会与党会派の訪米の成果を紹介。「私たちのたたかいが、まさに沖縄から全国に、世界に広がっている」と訴え、県議選で現有の6から7議席に躍進するための奮闘を呼びかけました。
鶴渕賢次県委員長代理も報告を行い「(党の)積極的支持者を増やすことが大事だ」と訴えました。(しんぶん赤旗 2019年12月16日)