活動報告

採決阻止 与党に迫る 衆院憲法審幹事懇 国民投票法案めぐり野党

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衆院憲法審査会は11月20日の幹事懇談会で、自民党の新藤義孝議員は与党提出の改憲国民投票法改定案を21日の審議会で採決することを強く主張しました。野党は、与野党の合意もなく、一方的な採決は許されないとして、CM規制の改定案(国民民主党提案)もあわせて並行した十分な審議を要求。協議はまとまりませんでした。

 野党は、書記局長・幹事長会談、国会対策委員長会談を開催し、「国民投票法案の今国会での採決は認めない」と与党に迫りました。その後、自民党の森山裕国対委員長は立憲民主党の安住淳国対委員長との会談で「今国会で継続して議論を行う」ことで合意し、今国会での採決は行わないことになりました。

 日本共産党の赤嶺政賢議員は憲法審査会幹事懇談会で憲法審査会を動かすべきではないという立場から「安倍首相の改憲をあおる発言が、今日の結果を招いている。国民投票法については与党案とCM規制の国民案との並行審議がすじだ」と主張しました。(しんぶん赤旗 2019年11月21日、一部修正)

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