安倍政権が違法で無法な工事を強行している沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する、「オール沖縄会議」は11月2日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で、月例の県民大行動を実施しました。約1000人が「あきらめずにたたかう。一人ひとり手を取り合おう」と団結を改めて確認し合いました。
同会議共同代表の稲嶺進・前名護市長は「まだ(計画全体からみれば工事は)進んでいない。勝つまで頑張りましょう」と呼びかけました。
参院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員は「(新基地反対の県民の)民意をどうして無視するのか。県民は絶対めげません」と強調。「れいわ新選組」の山本太郎代表も参加し、共闘を呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、同新基地建設を止めるたたかいは「国民が(安倍政権から)憲法を取り戻すたたかいにつながっている。共に頑張りましょう」と訴えました。党県議・県議予定候補らも参加しました。
「安倍内閣の横暴にうんざりしている」という札幌市から参加した女性(63)は「以前から沖縄の運動に関心を持っていた。いろんな立場から声を上げないと、安倍政権は倒せない」と語りました。(しんぶん赤旗 2019年11月3日)