沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する県民の強い民意を、米国で関係者に直接伝えるため、玉城デニー知事は10月14日、那覇空港を出発しました。「県民がついてるよ」「チバリヨー(頑張れ)」などと書かれた横断幕を掲げる県民らが空港に駆け付け、激励集会を開きました。
デニー知事はあいさつし、新基地阻止に向けて「アメリカ国民の皆さんにも、協力をお願いしていきたい」と強調しました。
デニー知事の就任後の訪米は今回で2度目です。現地時間14日にカリフォルニア州のスタンフォード大学で講演。16日以降は首都ワシントンで政府・議会関係者や有識者との面談を予定し、20日に帰国します。
激励集会には、辺野古新基地に反対する「オール沖縄会議」の共同代表を務める照屋義実、金城徹の両氏、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員などの国会議員も参加しました。(しんぶん赤旗 2019年10月16日)