安倍政権が違法・無法な工事を強行している沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は10月5日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で、月例の「県民大行動」を行いました。約800人が結集し、「玉城デニー知事を支え、現場でたたかう」との決意を改めて固め合いました。
同会議共同代表で県政策参与の照屋義実氏(建設会社・照正組会長)は「オール沖縄会議というみこしを担いでいるのが、集まっている皆さんだ。皆さんの肩の痛みを思いながら、一緒に頑張る」と力を込めました。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は、沖縄の基地問題を全国各地で伝えるデニー知事のトークキャラバンについて「私たちのたたかいをさらに押し上げるものだ」と強調しました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「野党共闘の源流は沖縄県民のたたかいだ。私たちの頑張りが、日本の政治を変える力になる」と述べました。
「辺野古の大浦湾が埋め立てられるのは心臓がつぶされるような思いだ」と述べ、辺野古で座り込みを続ける宜野座村の男性(78)は「知事は沖縄の問題を世界に訴え、私たちは現場でたたかい、新基地建設阻止を実現したい」と語りました。(しんぶん赤旗 2019年10月6日)