9月18日に那覇市内の福岡高裁那覇支部で行われた、沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設をめぐる「国の関与取り消し訴訟」の第1回口頭弁論の前に、玉城デニー知事を支援する集会が開かれました。参加者一同は、つないだ手を振り上げて「勝利を信じて頑張ろう!」「オー!」と三唱しました。
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」主催で、同支部前の公園で行われた同集会に、雨の中、約200人が参加しました。同会議の共同代表に新たに加わった金城徹・元那覇市議会議長、県政策参与の照屋義実氏(建設会社・照正組会長)などがあいさつしました。
照屋氏は「米軍基地の撤去と整理縮小が県の振興に大きく寄与していることは、経済人の立場からも明瞭だ。新基地建設は県民の利益に反し、直ちに中止すべきだ」と強調。「裁判の先頭に立つデニー知事を強く励まし、支援し、勝利を勝ち取るまで頑張ろう」と呼びかけました。
デニー知事は「みなさんと一糸乱れず、新基地建設を止めさせて、持続可能な沖縄のあるべき姿を、子どもたちに示していく」とあいさつしました。
裁判所に向かうデニー知事の背中に向けて「頑張れー!」「県民がついているぞー!」と、大きな声援が送られました。集会には、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、党県議らも参加しました。(しんぶん赤旗 2019年9月19日)