安倍政権が強行する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄会議」は8月3日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で月例の県民大行動を行いました。参院選後の最初の大行動で、沖縄選挙区で初当選したオール沖縄の高良鉄美参院議員が、800人から拍手と声援で迎えられました。
高良氏は「糸数慶子さん(前参院議員)の『平和の一議席』を引き継ぐことができた。辺野古(新基地建設)を止め、安倍政権を“たっぴらかす(うちのめす)”まで頑張る」と決意を述べ、糸数前参院議員は「バトンを渡し、少しほっとした。しかし辺野古のたたかいは終わらない。共にたたかい続ける」と語りました。
4月の衆院沖縄3区補選で勝利した屋良朝博衆院議員は「オール沖縄を全国に広げ、安倍政権をつぶして辺野古を止めよう」と発言しました。日本共産党の赤嶺政賢、社民党の照屋寛徳の両衆院議員、伊波洋一参院議員(会派・沖縄の風)もあいさつしました。
読谷村から参加した富樫純子さん(65)は「憲法が改悪されれば、沖縄はますます軍事要塞(ようさい)の島になる。こんな時だからこそ、憲法の専門家、高良鉄美さんが必要です」と期待を語りました。(しんぶん赤旗 2019年8月4日)