活動報告

沖縄3区補選 ヤラ氏勝利 小池書記局長訴え 県民対安倍官邸のたたかい 新基地断念・消費増税ノーの審判を うるま市

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 衆院沖縄3区補選(21日投票)で、沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設のストップをめざす「オール沖縄」のヤラともひろ候補と、新基地推進を明言する自民党候補(公明、維新推薦)が激しい競り合いを繰り広げるなか、日本共産党の小池晃書記局長を迎えた演説会が4月14日、うるま市で開かれました。小池氏は「ヤラさんの勝利で、暴走する安倍政治に待ったをかけ、新基地を完全にあきらめさせ、消費税増税を中止させる審判を下そう」と訴えました。

 小池氏は「玉城デニー県政を国政から支える県民の代表のヤラさんか、安倍政権いいなりの候補か、分かりやすい選挙、まさに県民対安倍官邸のたたかいだ」と強調しました。

 ヤラ候補は「沖縄から日本の正しい民主主義を示していこう。新基地、消費税増税、憲法改定はノーだ」と訴えました。

 小池氏は、国会論戦で新基地予定地の超軟弱地盤の改良工事の問題点などが次々と浮き彫りになり、「辺野古は基地など造れる場所ではないことは明らか」と語り、「相手候補は『普天間基地を固定化させない』というが、辺野古にこだわることこそ固定化だ」と批判しました。  

米兵が日本人女性を殺害した13日の北谷町の事件について小池氏は「『綱紀粛正』と何度繰り返しても米軍の事故、事件が絶えない」と糾弾。米軍の勝手放題を許している日米地位協定の抜本改定を求めました。  

好調な沖縄経済に大打撃となる消費税10%増税や改憲をやめさせるために力を合わせようと力説。子どもの貧困問題では、翁長雄志前県政が全国初の実態調査を行い、対策のための基金を創設、デニー県政が引き継いで対策を強化していると説明し、「前に進めるため、デニー知事を支えるヤラさんを押し上げていただきたい」と力を込めました。  

小池氏は「相手も必死。あらゆる力で襲いかかってきている」と述べ、「ぬちかじり(命の限り)頑張り抜いて、必ず勝とう」と呼びかけました。  

「オール沖縄会議」の高良鉄美共同代表、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員も訴えました。(しんぶん赤旗 2019年4月16日)

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