市民と野党の共闘で、憲法を生かした政治を実現しようと3月20日、定例国会行動が衆院第2議員会館前で行われました。参加した250人(主催者発表)は、あらゆる分野で暴走する安倍政権を批判。「辺野古に基地はつくらせない」「安倍9条改憲はやめろ」とこぶしを上げました。
主催者を代表して、農民運動全国連合会の吉川利明事務局長があいさつしました。ウソとごまかし、隠ぺい、改ざんが次つぎと明らかになる安倍政権について、「破たんの証明です」と強調。連続する選挙で勝利し、悪政をストップさせようと呼びかけました。
3氏が決意表明しました。全日本民医連の山本淑子事務局次長は、高すぎる国民健康保険料について訴え。「保険料が払えず、受診をためらう人がたくさんいます」。さらなる値上げも狙われているとのべ、「選挙でも国保の実態を訴えていきます」と話しました。
日本医療労働組合連合会の三浦宜子副委員長は、深刻な長時間労働が問題になっている医師の働き方についてスピーチ。「政府が、医療費削減のために医師を減らしてきた結果です。患者さんの命と安全にも関わる問題です。変えていきたい」と語りました。
安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設問題について訴え、「全国で連帯を強め、新基地建設ノーの波を起こそう」と呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が、国会情勢を報告しました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の3団体です。(しんぶん赤旗 2019年3月21日)