沖縄県豊見城(とみぐすく)市議選(来年2月3日告示、10日投票)に向けて、同市で12月21日、日本共産党県委員会・南部地区委員会は決起集会を開き、党候補5人全員の必勝を目指す決意を固め合いました。同市議選は、沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票(同2月24日)の前に行われます。
定数22(2減)の同市議選で、党は現職のギマ盛昭(62)、瀬長ひろし(63)、新人の新垣りゅうじ(41)、瀬長つねお(59)、まえさと保(62)の5候補を擁立。前回市議選と同数の議席獲得を目指します。
新基地反対の「オール沖縄」の山川仁市長が駆け付けて激励。「少数者の声も取り上げる、優しく温かい豊見城市をつくっていこう」と呼びかけました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員・県委員長は、市議選が県民投票、その後に実施が予想される衆院沖縄3区補選、参院選に影響する重要なたたかいだと強調。国民世論をさらに動かし、安倍政権に新基地建設を断念させるため「全員当選を勝ち取ろう」と訴えました。
必勝に向けて全候補が決意を表明し、同市区選出の瀬長美佐雄党県議と、まえさと候補にバトンを託し勇退する佐事安夫市議も発言しました。(しんぶん赤旗 2018年12月23日)