繰り返し示されている沖縄県民の民意を無視し、安倍政権が名護市辺野古の米軍新基地建設へ向け、14日の土砂投入を狙うなか、「辺野古新基地建設強行を許さない首都圏集会」が12月6日夜、東京都内で開かれました。主催は「基地の県内建設に反対する県民会議」「総がかり行動実行委員会」「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲行動実行委員会の3団体です。
県民会議共同代表の山城博治さんは、「安倍政権の無法をこれ以上許してはならない」と批判。「野党5党2会派、市民が連帯して新基地建設を必ず止めよう」と力を込めました。
行政法が専門の専修大学教授、白藤博行さんが沖縄県による公有水面埋め立ての承認撤回の法的根拠や政府による行政不服審査法を悪用した執行停止・審査請求の不当性を紹介。「故翁長雄志知事が示した『誇りある豊かさ』を『誇りある自治』『人間の尊厳を守る自治』につなげるため、私たちも『誇りあるたたかい』を続けよう」と呼びかけました。
「辺野古土砂搬出反対全国協議会首都圏グループ」の毛利孝雄さんが発言しました。
日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、自由党、参院会派「沖縄の風」、無所属議員があいさつ。共産党からは赤嶺政賢衆院議員が発言しました。(しんぶん赤旗 2018年12月8日)