9月30日の投票まで1カ月に迫る沖縄県知事選に、玉城(たまき)デニー衆院議員が同県名護市辺野古の新基地阻止で結集する「オール沖縄」の候補者として正式に出馬表明したことを受け、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は8月30日、同県西原町内で「絶対に負けられません。玉城デニー新知事を誕生させましょう」と訴えました。
赤嶺氏は、玉城氏が出馬表明会見で、同新基地阻止のため命を削るように最後まで頑張り抜いた翁長雄志知事の遺志を引き継ぐ決意を、力強く述べたことを紹介しました。
「辺野古新基地の是非を問う知事選だ」と最大争点を強調する赤嶺氏は、新基地容認の自公陣営が同県宜野湾市の米軍普天間基地の返還だけを最大争点とする姿勢について、「新基地を造り、提供しなければ普天間基地は返還しないとする日米両政府に問題がある」と批判しました。
赤嶺氏は「普天間基地の即時返還・撤去、新基地建設阻止の『建白書』の実現を目指す玉城氏の知事選勝利に向け、全力で頑張りましょう」と呼びかけました。
知事選の前哨戦となる9月9日投票の沖縄統一地方選の一つ、同町議選で2期目に挑む伊計ひろこ党候補も訴えました。(しんぶん赤旗 2018年8月31日)