若者の雇用増へ宮里さんこそ
沖縄統一地方選のスタートを切って8月28日に告示された北谷町議選(9月2日投票、定数19、立候補22)で、3期目をめざす日本共産党の宮里あゆみ候補(39)=現=は出発式で、安倍政権が強行する辺野古新基地建設は県民が団結して心を一つにすれば必ずストップできると述べ、「オール沖縄をさらに前進させ、平和を発信していく」と勝利を訴えました。
宮里候補は、安倍政権のもとで軍事費が増大する一方、高すぎる国保税や消費税増税で、若いコンビニ店員が「ダブルワークしても苦しく将来生活できるか不安だ」と打ち明けていることを告発し、国保税などの負担軽減に取り組むと強調。母を乳がんで亡くした経験を語り、30代からの乳がん検診の無料など福祉拡充をと決意を込めました。
赤嶺政賢衆院議員は、「米国の軍事優先でものごとが決められる日本は間違っていると訴えた翁長雄志知事の遺志を継ぐのはオール沖縄であり、あゆみさん」と激励。西銘純恵県議は「2議席確保で安倍政権に屈服しない民意を示して知事選につなげ、基地をなくし爆音被害や米兵犯罪のない安心できる町を」と呼びかけました。
県議会会派おきなわの瑞慶覧功県議がメッセージを寄せました。
出発式に参加した女性(73)は、「新基地や軍事費に無駄な税金をかけるのはおかしい。若者の雇用が増える町にしてほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2018年8月29日)
行動力のある新垣さんを地域代表に
8月28日に告示された北谷町議選で、新人の新垣ちあき(42)候補の出発式には、40代の子育て世代の女性や大学生になる新垣候補の長女の友人らが集まり、温かい拍手を送りました。
比嘉瑞己県議は、基地関連収入が約3億円だった米軍ハンビー飛行場が38年前に返還され、現在336億円の経済効果を生み、3000人超が雇用されている同町のまちづくりを紹介。「基地をなくしてこそ沖縄は発展できることを示した。さらに発展させるために、ちあきさんに力を貸してください」と訴えました。
新垣候補に市議をバトンタッチする中村重一氏は「安倍政権が次の国会で憲法を変える議論をしようとしている。今度の町議選は、平和、暮らしの問題で大事な選挙です。みなさんの一票一票が政治を変え、新基地をストップさせます。新垣ちあきさんが野国昌春町政をしっかりと支え、みなさんとともに新しいまちづくりを進めます」と力を込めました。
新垣候補とは小学校、高校で一緒だった親友の女性(42)は「やる気と行動力があるちあきさんを地域の代表にしたい。2議席を取るために共産党が頑張ってほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年8月29日)