日本共産党沖縄県委員会の赤嶺政賢委員長・衆院議員は8月15日、28日告示(9月2日投票)で町議選がたたかわれる北谷(ちゃたん)町の住宅街で終戦記念日の街頭宣伝を行いました。
赤嶺氏は「沖縄では9月の初めまで戦闘が続き、8月15日の玉音放送を聞くことができなかった。何も知らされないまま米軍の占領統治下に組み込まれたのが沖縄の戦後の歴史の始まりだった」と述べ、大軍拡と戦争する国づくり、米軍新基地建設を強行する安倍内閣は「戦争の犠牲と反省の上に生まれた憲法の平和主義に逆行している」と批判しました。
赤嶺氏はさらに「日本共産党は憲法を守り、暮らしに活(い)かすために頑張ります」「『辺野古に基地は絶対に造らせない』という翁長雄志知事の遺志を引き継ぐ新しい県知事をつくるために全力を挙げます」と決意を表明。町議選での2予定候補必勝を、との訴えに、住民の女性が駆け寄って激励しました。
現職の宮里あゆみ、新人の新垣ちあき両町議予定候補も街頭から訴えました。
宮里予定候補は「新基地建設断念を求める県民大会(11日)に参加しました。翁長知事の遺志を引き継ぎたい」と力を込めました。
雨脚が強まる中、自宅の前に出て訴えを聞いた仲山喜美子さん(71)は「改憲を狙う安倍政権に不安を感じます。自衛隊の海外派兵には反対です」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年8月16日)