日本共産党の小池晃書記局長は8月10日、赤嶺政賢衆院議員とともに沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前のテントを訪問し、新基地阻止のため座り込みを続けている人々を激励しました。
小池氏は冒頭、翁長雄志知事の急逝について、「本当に衝撃を受けている。文字通り民意に寄り添い、民意に命をささげたその姿勢に心から敬意を表したいと思います」と述べました。
そして、大浦湾側の軟弱地盤の存在や、建築物の高さ制限で米軍の基準すら満たしていない事実が明らかになり、辺野古の工事が思惑通りに進んでいないことをあげ、「追い詰められているのは政府だ。さらにたたかいを広げていくことが、翁長さんの思いに応える道だ」と訴えました。
また、翁長知事の死去を受け、日本共産党本部に「悔しい」「何かしたい」との電話が殺到していることを紹介。全国での沖縄への連帯を呼びかけました。
そして、「翁長さんの遺志を受け継ぎ、新基地建設を許さない建白書の立場でがんばる新知事を誕生させることが私たちの責務です」と訴えました。
小池氏は土砂投入の危険が高まっている新基地工事の現場を海上から視察しました。(しんぶん赤旗 2018年8月11日)