11月の沖縄県知事選、10月の那覇市長選、9月の沖縄統一地方選の勝利に向けて、日本共産党沖縄県委員会が開いた「躍進めざす集い」(22日、浦添市)で、統一地方選に挑む党予定候補(第1次分)の24人が紹介され、21人(やむを得ない事情で3人欠席)が力強く決意を述べました。
各予定候補の熱意あふれる訴えに、会場の参加者から「よし!」「がんばれ!」と声援が飛びました。
辺野古米軍新基地建設が強行されている名護市で市議選(定数26)に初挑戦するのは、よしい俊平予定候補(25)=新=。「命と暮らしを守る共産党の議席が絶対に必要。若者が住み続けたいと思う名護市に米軍基地はいらない。全力でがんばります」と力を込めました。
米軍普天間基地を抱える宜野湾市の市議選(定数26)をたたかう宮城チカラ予定候補(43)=新=は、ベテラン議員の議席を引き継ぐため奮闘しています。「世界一危険な普天間基地はもちろん、沖縄から戦争のための基地をなくすために力強く、力いっぱい、力を込めて、命かじり(命ある限り)全力でがんばります。安倍政権へ怒りのスマッシュ!」と拳を上げました。
大宜味村議選(定数10)で党議席の空白克服に挑む大山みさこ予定候補(65)=元=は「辺野古の海を埋め立てるため、やんばるの山を壊して土砂が運ばれています。目の前の国道を毎日何十台もダンプカーが走っています。本当に許せません。どうしても止めたいという気持ちで立候補を決意しました」と力強い意気込みを語りました。
読谷村議選(定数19)で、現職のイサ真武予定候補(61)とともに二つ目の党の議席を目指す城間まゆみ候補(39)=新=は、名前の3文字をとって「ママの目線で真っすぐに、勇気と愛を持って、みんなの声を届けます」と発言。「持ち前の行動力で子どもから、おじい、おばあまで笑顔で暮らせる読谷村、どんな命も大切にされる読谷村を目指します」と決意を表明しました。
翁長知事を支えたい 城間那覇市長のあいさつ(要旨)
私は「平和・こども・未来『ひと つなぐ まち』をキーワードに、1期目を務めてきました。1丁目1番地に待機児童ゼロを掲げ、明るい兆しが見えています。子育て支援のいろいろな手だての成果が出ています。
子どもの貧困対策として家庭の柱になる方々の所得を増やすことが必要です。市民の所得を上げる経済政策を2丁目1番地に掲げています。
実際には24日に(出馬会見を)予定していますが、いろいろな方々の要請を一つ一つ胸の中にため「よし、いこう」と決意しました。2期目に挑戦したいと思います。
この挑戦はやはり、翁長県政を支えたいという強い思いがあります。翁長県政を支える思いでの一致、その一致というのは辺野古新基地建設反対と(普天間基地の閉鎖・撤去と米軍機オスプレイの配備撤回を国に求める)建白書の堅持です。その思いをしっかり持って市政運営にかかわっていきたい。(しんぶん赤旗 2018年7月24日)