沖縄戦から73年の「慰霊の日」を迎えた6月23日、沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の丘に建つ、鉄血勤皇隊で亡くなった学徒などをまつる沖縄師範健児の塔前で「慰霊祭」がありました。鉄血勤皇隊員だった古堅実吉さん(88)=日本共産党元衆院議員=が参列しました。
同隊は、現在の中学生ぐらいの少年らを動員して編成されました。古堅さんは、献花した後、塔の裏手にある学徒が自決した壕(ごう)にも向かいました。「このようなことを繰り返してはいけない。それが沖縄戦の最大の教訓です。二度と引き起こさないと強く誓いを立てています」と語りました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員も訪れ、献花しました。(しんぶん赤旗 2018年6月26日)