日本共産党は6月7日、東京・新宿駅西口で安倍9条改憲に反対の「3000万人署名」を呼び掛ける定例街頭宣伝を行いました。赤嶺政賢衆院議員、とや英津子都議、あべ早苗新宿区議が署名を呼びかけるとともに、安倍政権退陣を訴えました。
赤嶺氏は、沖縄では今も戦闘機の騒音など米軍基地があることで苦しめられていると強調。安倍政権が強行した安保法制で自衛隊が米軍とともに戦闘地域に出られるようにしたうえ、憲法に自衛隊を書き込めば「大手を振って米軍と行動を共にすることになる。沖縄では一層の基地強化が図られる」と批判しました。
さらに、「森友・加計」疑惑に関わる捏造(ねつぞう)・改ざん・隠蔽(いんぺい)の問題に触れ、「民主主義の土台が崩れてしまっている。うそにうそを重ねる政治はやめてもらおう」と訴えました。
「安倍退陣の署名が必要だよ」と話す男性(74)=世田谷区=は「今の安倍さんには腹が立つ。国民もだまされちゃいけないね」と署名に応じました。
福祉関係で働く男性は署名に応じ、共産党が朝鮮半島や沖縄の問題をどう考えているか聞きたいと対話に。話をするなかで、「赤旗」を読んでみたいと日曜版の購読を申し込みました。(しんぶん赤旗 2018年6月8日)