「沖縄連帯のつどい」(3日、沖縄県宜野湾市)に合わせ、全国革新懇と安保破棄中央実行委員会の連帯行動に参加している約90人は6月2日、米軍新基地建設工事が強行されている同県名護市辺野古の海上とゲート前の抗議行動に参加しました。
抗議船3隻に分乗し、海上から砕石が投下されている様子を見て「基地を造るな」と声を上げました。
抗議船「平和丸」に乗った日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「私たちのたたかいは世界の平和の流れを大きく後押しする」とカヌー隊を激励しました。
ゲート前の「県民大行動」の集会では、オール沖縄の国会議員5人を含む約600人が結集しました。
オール沖縄会議の稲嶺進共同代表(前名護市長)が「大浦湾側の工事は全く進んでいない。絶対に新基地建設を許さない」と力を込め、大きな拍手が起こりました。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「辺野古を争点にして県知事選をたたかい、埋め立てを阻止しよう」と訴えました。
大阪府八尾市からの参加者(37)は「沖縄県民のあきらめない気持ちを強く感じた。子どもたちに平和な未来を残すために自分も行動したい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年6月3日)