衆院沖縄1区で勝利をめざす「オール沖縄」代表で日本共産党の、あかみね政賢予定候補(69)の事務所開きが10月1日、那覇市内で開かれました。城間幹子那覇市長、稲嶺進名護市長をはじめ、各政党・会派、市民団体、経済界など幅広い人たちの参加で、事務所は熱気に包まれました。
選対共同代表に「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の高里鈴代共同代表、沖縄社会大衆党委員長代行の比嘉京子県議、共産党元衆院議員の古堅実吉氏、共産党の渡久地修県議団長の就任が発表されました。
あかみね予定候補は「辺野古新基地問題で決着をつけよう。日本の政治を変えるため、辺野古新基地に反対し、憲法を守り、戦争法の廃止を訴える勢力が団結し、伸びていく。その先陣を切ります」と力強く訴えました。
稲嶺市長は「オール沖縄の主人公は県民です。1区から4区まで全て勝ち、沖縄の力を日米両政府に見せつけましょう」と激励。城間市長は「辺野古新基地絶対阻止へさらに結束する。沖縄の声を背負い国会へ届ける使者として、あかみねさんを送り出しましょう」と力を込めました。
翁長雄志知事のメッセージ(別項)が紹介されると、大きな拍手が起こりました。
ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表、沖縄平和市民連絡会の真喜志好一共同代表も訴えました。各弁士は「『希望の党』は、沖縄に基地負担を強いる点では安倍政権と変わらない」「基地問題解決に果たしている、あかみね議員の役割は大きい」などと語りました。
社民党県連委員長の照屋大河県議は「あかみねさんの当選へ社民党も全力を尽くす」と熱烈に語りました。
県民に寄り添う信念の人
事務所開き 翁長雄志知事のメッセージ
あかみね予定候補の事務所開きに寄せられた翁長雄志知事のメッセージは次の通りです。
所信表明演説もなく臨時国会冒頭での解散・総選挙は、森友学園・加計学園の問題や北朝鮮情勢の緊迫化など国内外に多くの課題が山積するなかで行われるもので、多くの国民から疑問が噴出しており、大義なき解散であると言わざるを得ません。
しかし、衆院選に突入することが決まったからには、改めて沖縄の民意を全国に向けて明確に示す必要があります。そのためには今回の衆院選で、県民に寄り添う信念と姿勢を貫ける人物を衆議院へ送りださなければなりません。
あかみね政賢さんは基地問題をはじめ、戦後沖縄のさまざまな不条理を打破するため、長く国政の場で沖縄の心を訴え続けてきた政治家であり、世の中の矛盾をただし、弱者にやさしい社会の構築のため日々努力を続けられてきた信念の人であります。
あかみね政賢さんには、日本の立憲主義、民主主義、地方自治の価値観を守り、基地問題の解決を願う沖縄の切実な声を政府に、そして国民にしっかりと届けていただくとともに、かつてないほど好調な現在の沖縄経済をさらに活性化し、豊かな沖縄を築きあげるため必ずや国政の場に戻っていただき、さまざまな課題解決に引き続きお力をお貸しいただけますよう、お願い申し上げます。
超短期決戦となりますが、みなさんの力を結集してあかみね政賢さんの必勝を目指してがんばりましょう。(しんぶん赤旗 2017年10月3日)