活動報告

なぜ飛ぶなと言えぬ 赤嶺氏ら防衛局に抗議 沖縄

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米軍普天間基地所属のオスプレイが豪州で墜落した問題で日本共産党沖縄県委員会は8月10日、沖縄防衛局で中嶋浩一郎局長に同機の飛行停止と撤退などを求めました。

 同機は昨年末にも名護市安部(あぶ)で墜落。事故報告書も明らかになっていません。赤嶺政賢党県委員長(衆院議員)は「事故報告書も明らかにされず、今回も事故直後に飛行再開した。満身の怒りを込めて抗議する」と述べました。

 前日に在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官が「オスプレイ飛行が安全であると判断し運用を再開した」とする声明を出したことに話が及び、認識をただされた中嶋局長は「昨日の声明は、安全性確保に向けた決意が表れていると思う」と評価しました。さらに中嶋氏は「飛行自粛を求めた」と国の対応を説明しました。

 赤嶺氏らは「自粛を求めてもオスプレイは飛んでいる」と抗議しました。

 普天間基地がある宜野湾市の知念吉男日本共産党市議は「市民はオスプレイなどの少しの音の変化にも墜落の恐怖を感じてしまう。そんな市民に寄り添うと言うのなら、なぜ一言、日本国の政府として『飛ぶな』と米軍に言えないのか」と迫りました。

 西銘純恵県議、県委員会の真栄里保県民運動委員会責任者も同席しました。(しんぶん赤旗 2017年8月11日)

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