核兵器禁止条約の交渉会議が国連で開催される中で行われる、原水爆禁止国民平和大行進の沖縄―長崎コースが6月18日、沖縄県名護市からスタートしました。
出発集会で琉球大学の矢ケ崎克馬名誉教授は「唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約に反対する日本政府を、われわれの世論と運動で包囲していこう」と訴え。赤嶺政賢衆院議員は「日米政府が妨害しても、国連では『核兵器の使用・保有は悪である』という流れになっている。被爆国日本の草の根の運動が実りつつある」と語りました。
稲嶺進名護市長はメッセージで、1982年に「名護市非核宣言」を行った取り組みを紹介し、「核兵容廃絶と同様に辺野古の海にも陸にも新たな基地を造らせない信念を貫く」と訴え苦した。
この日は、核弾頭も貯蔵されていたと言われる米軍基地辺野古弾薬庫そばを通って、キャンプ・シュワブ前で座り込みに参加しました。8月6日に長崎に到着します。(しんぶん赤旗 2017年6月19日)