21日に東京都内で開かれた若者憲法集会の参加者約50人は5月22日、集会参加者一同で採択した「集会アピール」にもとづいて、各党国会議員に要請しました。
要請では、「共謀罪」法案の廃案、安保関連法(戦争法)の廃止、安倍政権のもとでの改憲に反対すること、日本国憲法を順守し国会議員として憲法にのっとった行動を要求。加えて野党議員には、安倍政権打倒と安保関連法廃止へ共闘をさらに前進させるよう求めました。
要請に先立って行われた集会では、呼びかけ人のKさんがあいさつ。「昨日の若者憲法集会とデモで、安倍政権に対する反撃ののろしを上げることができた。改憲反対と『共謀罪』廃案の声を国会議員にぶつけよう」と呼びかけました。日本共産党の山添拓参院議員が国会情勢を報告しました。
参加者は、地域別に分かれ、議員会館内の各議員事務所を訪問しました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「憲法を守ることと一体に、米軍新基地建設を許さないために頑張りぬく」と表明しました。
民進党、社民党、参院会派「沖縄の風」の議員や秘書は、「野党共闘をさらに前進させたい」「憲法を守り、暮らしを守るため力をあわせよう」などと述べ、「これからもどんどん声を届けてください」と激励しました。一方、政府与党の自民、公明、および維新の各党の議員事務所では、「アポなしでは会えない」などの対応がほとんどでした。(しんぶん赤旗 2017年5月23日)