沖縄県宜野湾市で1月3日、米軍普天間基地の閉鎖・撤去、オスプレイ配備撤回を訴える「第34回新春自動車デモ」(主催・普天間基地撤去をめざす宜野湾市民協議会)が行われました。
昨年12月の米軍垂直離着陸機オスプレイ墜落事故と訓練再開に抗議し、「オスプレイの全面撤去、危険な普天間基地を撤去させ、戦争につながる辺野古新基地建設をやめさせよう」とアピールしながら約20台の自動車が同基地を1周しました。
出発集会で、日本共産党の、あかみね政賢衆院議員は「全国で始まったオスプレイ撤去のたたかいとも連帯してオスプレイを日本から追い出し、普天間基地の撤去も勝ち取ろう」と呼びかけました。
伊波洋一参院議員(沖縄の風)は「近隣諸国と平和友好を通して戦争を避ける流れをつくり、基地のない沖縄を実現していこう」と訴えました。
ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は「米軍に何も言えない安倍政権を国民の力で変えよう」と話しました。
東村高江から「ヘリパッドいらない住民の会」の田丸正幸さんが駆けつけ、「政府はオスプレイパッドが完成したと言うが、これからも毎日座り込みをして、着陸帯を使わせない運動を続けていく」と力を込め、参加者は拍手で応えました。
沖縄県統一連の中村司代表幹事や普天間爆音訴訟団の桃原功事務局次長らも決意を述べました。(しんぶん赤旗 2017年1月4日)