活動報告

基地撤去までたたかう 沖縄 ハリアー墜落に抗議 嘉手納基地前で集会

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 米海兵隊のAV8ハリアー戦闘攻撃機が沖縄本島東の沖合に墜落した事故に抗議する集会が9月23日、事故機が飛び立った米軍嘉手納基地(嘉手納町、沖縄市、北谷=ちゃたん=町)のゲート前で開かれました。

 

 第3次嘉手納爆音訴訟団などが主催し、約200人が基地に向かって「米軍機を飛ばすな」「もう基地はいらない」などと怒りを込めて声を上げ、拳を突き上げました。

 

 同訴訟原告団の新川秀清団長は「事故のたびに『再発防止に努める』というが、何一つ実現していない。それが今回の事故を起こした」と抗議。米軍機が実弾を積んで訓練する場所は沖縄にしかないとして、米軍機を移駐させても、くり返し沖縄に飛来するため負担軽減にはならないと糾弾し、「人間として当たり前に生きていく沖縄をつくるためには、基地をなくす以外ありません」と訴えました。

 

 「オール沖縄」の国会議員も駆けつけ、照屋寛徳衆院議員は「ハリアーはオスプレイ同様に欠陥機だ。全ての米軍基地を撤去させよう」と述べました。

 

 日本共産党県議団とともに参加した赤嶺政賢衆院議員は、辺野古新基地建設をめぐる福岡高裁判決に触れ「沖縄に基地があり続けることを合理化する不当判決だ」と厳しく批判。「基地が撤去されるまでたたかいぬこう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2016年9月25日)

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