活動報告

沖縄・高江 悪質な違法伐採 森林管理署も「防衛局に抗議」 超党派国会議員が聞き取り

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 沖縄県東村高江の米軍北部訓練場ヘリパッド(着陸帯)建設に関し、防衛省沖縄防衛局が事前協議をせずに立ち木を伐採していた問題で、超党派でつくる野党国会議員有志の沖縄調査団は8月5日、沖縄県庁で林野庁沖縄森林管理署から聞き取りを行いました。

 近藤昭一(民進党)、阿部知子(民進党)、赤嶺政賢(日本共産党)、玉城デニー(生活の党)、照屋寛徳(社民党)各衆院議員、糸数慶子(無所属)、伊波洋一(無所属)両参院議員が参加しました。

 

 森林管理署の清水俊二署長は、3日に防衛局から事前協議なしで立ち木を伐採したとの報告を受け、現場を確認。約60本の立ち木が国有林野の使用承認書で対象としていた事前協議なく伐採されていたとし、防衛局に厳重に抗議し、顛末(てんまつ)書の提出を求め、新たな伐採を中止するよう指示したと説明しました。

 

 防衛局は伐採の理由について、伐採してよい場所の勘違いや作業員への指示の不徹底としているといいます。

一方で清水署長は「被害の規模は小規模だった」として事後協議という形で、県道側から北部訓練場へ入っていく道沿いの立ち木の伐採の協議を終えたと説明しました。

 

 赤嶺議員は「以前、県選出国会議員で防衛局に聞き取りした際、(防衛局は)手続きは取ってあると言った。勘違いで済まされる話ではない」と強く批判。照屋議員は「今度の違法な伐採は極めて悪質だ。軽微に扱ってはいけない」と指摘しました。(しんぶん赤旗 2016年8月6日)

 

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