活動報告

要求実現へ全力決意 鹿児島・与論町議選川村候補訴え 赤嶺議員が演説

 鹿児島県与論町議選(8月23日告示、28日投票)に挑む川村たけとし候補(53)=元職=の勝利をめざし7月30日、赤嶺政賢衆院議員を迎えて日本共産党演説会が開かれました。有権者の1%に当たる40人の町民が参加しました。

 

 川村候補は前回10票差で次点となったことを反省し、「議会報告や要求実現のとりくみを必ず町民に報告、宣伝する」と固い決意をのべました。

 

 党がおこなった町民アンケートの結果を分析した資料を参加者に配布し、▽学童保育所を全小学校区に創設すること▽子ども医療費無料化を中学校卒業まで拡充すること▽国保税・介護保険料の負担軽減などの実現に力を入れると報告しました。

 

 赤嶺衆院議員は、川村氏が、妊婦検診と出産に多額の交通費、宿泊費がかかる離島の実情を踏まえて、補助制度をつくってほしいという要求をかかげて政府交渉をおこない、実現に道を開いた実績を紹介。「日本共産党が議席を回復すれば他の議員とも協力して論戦を活発にし、町民の声を実現する力になる」と訴えました。

 

 国政では、9月に始まる臨時国会でTPPが最大の問題の一つになるとして、「畜産、サトウキビが主産業の奄美や沖縄の農業をまもるために奮闘する」とのべ、辺野古問題で県を提訴したり、高江のヘリパッド建設を強行する国の暴挙を厳しく批判。「国民と野党の共同の力で安倍暴走政治をおしとどめていく」とのべ、「次の総選挙は全国で野党共闘を実現しよう」と訴えました。(しんぶん赤旗 2016年8月2日)

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