27日告示の沖縄県議選で7人の当選を目指す日本共産党は5月7日、比嘉みずき予定候補は那覇市内で、玉城ノブコ予定候補は糸満市内で、それぞれ翁長雄志知事を招いて決起集会を開きました。
那覇市・南部離島区(定数11)で、とぐち修候補とともに2期目の当選を目指す比嘉候補は、翁長知事、城間幹子那覇市長、赤嶺政賢党衆院議員の応援を受けて決意を表明。祖父や祖母らが沖縄の本土復帰で勝ち取った日本国憲法が安倍政権によって壊されようとしているいま、「反戦平和を貫く党の議席が伸びてこそ、全国を励まし、政権を倒す力になる」とし、大激戦の那覇市・南部離島区で、とぐち候補とそろって勝ち抜くと訴えました。
翁長知事は、福祉や教育施策が立ち遅れた沖縄の戦後にふれながら、「共産党の議員が毎回の議会で提案し、一歩一歩前進する中でここまで来た」と党県議団の役割を強調しました。
糸満市区(定数2)では、玉城予定候補を何としても押し上げようと仲里利信衆院議員、赤嶺衆院議員が激励しました。
翁長知事は、那覇市で着工が始まった特別支援学校は玉城議員のプッシュが動かしたことなど、たまき候補の描けがえのない働きを紹介し、「糸満は(市長選など)ほかの選挙がありますから大変複雑な選挙。まずは玉城議員を当選させていただいて、それから他のことを考えていただければ」と訴えました。
玉城予定候補は、安倍政権の戦争する国づくりを許さず、戦争法を廃止し、辺野古新基地建設を止め、「平和を守れの声を、この糸満市から全国へ発信していく選挙にしよう」と訴えました。また、18歳以下全員への国保証無条件交付を実現したことを紹介し、「県民の願い実現の先頭に立つ」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2016年5月9日)