活動報告

沖縄県議選まで3カ月余 党7議席実現が焦点 新基地建設阻止 くらし守る力に

 5月27日告示・6月5日投票で行われる沖縄県議選まで3カ月余に迫りました。現在、県議会は翁長雄志知事を支える与党議員は、議長と欠員を除く46議席中24人で過半数を占めています。引き続き与党が過半数を維持するとともに、日本共産党の7議席実現が今回の県議選の焦点です。共産党の躍進は、翁長知事を支え、新基地建設阻止と、県民の暮らしを守る道を大きく切り開く力になります。

 安倍政権は、宜野湾市長選挙で「オール沖縄・宜野湾」が推す候補を破ったことで、新基地建設工事をなにがなんでも推進しようとしています。県議選で与党が過半数を割るようなことになれば、野党は、新基地建設を止めようとする翁長知事を徹底して攻撃するでしょう。

 県議選では、貧困から子どもを守る問題をはじめ、県民の暮らし向上も大きな争点になります。

カヨウ宗儀予定候補 沖縄市区(定数5)

 カヨウ宗儀県議の事務所開きが2月13日、沖縄市で開かれました。

 カヨウ県議は、40年に及ぶ無料相談や、議会質問などで県民の苦難軽減のため力を尽くしてきたと語り、「沖縄の貧困の最大の要因は、県民の土地を奪い産業をいびつにした米軍基地だ。基地のない沖縄のため、翁長知事を支えてたたかい抜く」と決意を述べました。

 オール沖縄の赤嶺政賢、玉城デニー両衆院議員が激励。翁長知事、伊波洋一参院沖縄選挙区候補らがメッセージを寄せました。

 沖縄市区は定数5に6人が立候補するもようです。


とぐち修予定候補 那覇市区(定数11)
比嘉みずき予定候補 那覇市区(定数11)

 那覇市では2月14日、とぐち修県議の激励会が首里で、比嘉みずき県議のつどいが寄宮と小禄の2カ所で開かれました。

 とぐち県議は、議会での追及や2度の訪米などを紹介しつつ、オール沖縄のたたかいが政治を動かしていると強調。また、子ども医療費助成を通院は就学前まで拡充したことなどを報告しました。県議選での勝利が沖縄の未来と希望をきりひらくたたかいにつながると決意を込めました。

 赤嶺政賢衆院議員や地域の老人会長、自治会長らが激励あいさつ。翁長知事、稲嶺進名護市長、呉屋守将オール沖縄会議共同代表らがメッセージを寄せました。

 比嘉県議は、翁長県政になって、基地問題だけでなく暮らしでも前進してきたとのべ、給付型の奨学金が新年度から実現することになったことや、那覇市内に特別支援学校建設ができる見通しになったことなど活動を報告。辺野古新基地建設阻止の展望を語り、歴史ある共産党の議席を守り抜く決意を語りました。

 赤嶺衆院議員、古堅実吉元衆院議員、仲山忠克弁護士らが激励のあいさつ。翁長知事、城間幹子那覇市長がメッセージを寄せました。

 那覇市区は定数11にたいし18人前後による多数激戦の様相です。(しんぶん赤旗 2016年2月16日)

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