活動報告

力一つに新基地止めよう 沖縄・大宜味で赤嶺議員が講演会

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 沖縄県大宜味(おおぎみ)村で10月28日夜、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員を招いた講演会(主催・大宜味村党後援会)が開かれました。

 赤嶺氏は、辺野古新基地建設をめぐる政府の暴挙を批判した上で二つの事例を挙げ、「沖縄がひとつになれば必ず新基地建設は断念できる」と強調しました。

 一つは、八重山教科書問題です。文部科学省は2013年、竹富町教育委員会に対し、憲法改悪を誘導する育鵬社版中学公民教科書を採択するよう「是正要求」しました。しかし同町教育委は「是正要求」を拒否。県教委が竹富町の八重山採択地区からの離脱と教科書の単独採択を決定したため、14年、文科省の竹富町への違法確認訴訟を断念させました。

 二つ目は、米空軍岩国基地(山口県)の滑走路沖合展開です。防衛省は設計変更を1997年~2008年の間に計8回申請しています。「新基地ではさらに多くの変更が必要だ。知事は防衛局の変更中請を承認しないと明言している。国も代執行を取り続けることは困難だ」と指摘しました。

 その上で赤嶺氏は、▽裁判闘争で知事を支える沖縄・全国の支援を広げること▽辺野古の抗議行動に全県・全国から連日結集させること▽来年1月の宜野湾市長選勝利―が重要だと強調しました。(しんぶん赤旗 2015年10月30日)

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