活動報告

「国民連合政府」は新基地阻止の展望開く 那覇市で演説会 小池副委員長訴え

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 日本共産党沖縄県委員会は10月22日、小池晃党副委員長・参院議員を迎え、「国民連合政府」実現、来年の選挙勝利に向け、那覇市で演説会を開きました。初めて党演説会に足を運ぶ人も多く、会場は2階席まで埋まりました。

 小池氏は「戦争法廃止の国民連合政府」提案は「オール沖縄」のたたかいに学び、これを日本中に広げようというものと強調。「『国民連合政府』は、翁長雄志知事や県民と共に進む政府となり、名護市辺野古の新基地建設反対のたたかいにも大きな展望が切り開かれる」と訴えました。

 小池氏は、米議会調査局が「東京と沖縄の政治的論争は、今年の後半に新たな段階に入った」と報告したと紹介。来年1月の宜野湾市長選は、米国も沖縄のたたかいに注目する中での選挙として「宜野湾でも決着をつけ、新基地建設を断念させ、米軍普天間基地を無条件撤去させよう」と呼びかけました。

 赤嶺政賢県委員長・衆院議員は「県民一人ひとりが瀬長亀次郎になったように不屈にたたかっている。政府のどんな無法も許さない」と力を込めました。

 宜野湾市長選へ立候補を表明している、シムラ恵一郎氏は、「『建白書』の思いを共有し実行することを明確に目指す市政を実現する重要な選挙」と決意を語り、「市民と心ひとつに『オール沖縄』で歩んでいきたい」と奮闘を誓いました。

 来年7月の参院選の沖縄選挙区に立候補予定のイハ洋一氏と、いせだ良子党比例候補、来年6月の県議選の党候補が決意表明。翁長知事からメッセージが寄せられました。

 初めて演説会に参加した、うるま市の女性(42)は「共産党は融通がきかない感じで嫌いでしたが、良いイメージに変わった。国民連合政府ができるかもと希望が持てた」と話しました。(しんぶん赤旗 2015年10月24日)

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