活動報告

70年「談話」世界に通用せず 沖縄・名護市で赤嶺衆院議員が講演

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 日本共産党沖縄県北部地区委員会は8月16日、赤嶺政賢衆院議員を招き、「戦争法、辺野古、高江と日本共産党」をテーマに名護市で講演会を開きました。90人が参加しました。

 赤嶺氏は、国民の怒りが爆発寸前の状態にきている難局を乗り切るために、安倍政権が、沖縄県との協議の場を設けたことと、8月15日の総理大臣談話をどう見るかを詳しく語りました。

 村山談話や河野談話を継承するのかと追及されても首相は「全体としてひきつぐ」としか答弁しなかったことから、「侵略」「植民地支配」「反省」「おわび」という四つのキーワードに示された歴史認識が継承されるかどうかが注目されていました。

赤嶺氏は、それらの言葉が入っているものの、「村山談話」の歴史認識は語られていないとして、「談話の内容をよくつかむことが大事」とのべ、植民地支配と
侵略によって、アジア諸国に多大の損害と苦痛を与えたといった従来の政府見解を投げ捨てていることなどを明らかにしました。

 赤嶺氏は、「談話を出した翌日に侵略戦争を美化する靖国神社に閣僚が参拝している。行動では自分たちは間違っていないとアピールするようなもの」で、「70年談話として通用するはすがない」と批判しました。

 国と県による集中協議のテーマの一つになっている「抑止力の問題」についても、問題の本質を分かりやすく解明。「協議で国の考えを変えさせるのは困難。いままでの数倍の運動で、辺野古新基地建設、高江のヘリパッド建設を断念に追い込もう」と呼びかけました。(しんぶん赤旗 2015年8月19日)

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