「辺野古新基地は絶対に建設できないと確信している」―。沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が菅義偉(すがよしひで)官房長官に民意をぶつけた4月5日の会談から一夜明けた6日早朝、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に県選出の国会議員、県議、市町村議84人が結集し、新基地建設反対を訴えました。
参加したのは、幅広い市民らが結集した「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」の議員団で、保守・革新を超えた約170人の議員が賛同しています。
議員らはゲート前でこぶしを突き上げ、「辺野古新基地建設反対!」「安倍政権は県民の声を聞け!」と気勢を上げました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は「知事が菅長官に民意をぶつけ、民意で追い込んでいった。知事を支え、必ず新基地建設をストップさせよう」と呼びかけました。
共産党の渡久地修県議は、「翁長知事のゆるぎない確信は、県民の抗議行動で裏打ちされている。道理と正義に裏打ちされている私たちは絶対に勝つ」と訴えました。
行動には玉城デニー衆院議員、糸数慶子参院議員や社民、県民ネット、社大、うまんちゅ、公明会派所属の県議や、名護市をはじめ15市町村の議員が参加しました。(しんぶん赤旗 2015年4月7日)