今国会ではじめての衆院憲法審査会が4月2日に開かれ、幹事の補欠選任などを行いました。
自民党は「明文改憲」を強く打ち出し、同審査会を改憲項目の絞り込みの場にしようと狙っています。同審査会に先立って開かれた幹事会で、自民党の船田元議員は、次回の審査会で各委員による自由討議を行うよう提案しました。
これに対し、日本共産党の赤嶺政賢議員は「国民から憲法改定を望む声はあがっていない。改憲につながる憲法審査会を進めるべきではない」と述べました。
今後の日程や議題については、与野党の筆頭幹事の間で協議することとなりました。(しんぶん赤旗2015年4月3日)