沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する県選出の野党国会議員や県議会与党会派、市民団体でつくる「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」の県議が呼びかけた「止めよう辺野古新基地建設!議員団」の発足集会が3月28日、那覇市で開かれました。国会議員、県議、市町村議員100人が参加しました。
議員団結成の趣旨として、「県民のエネルギーを最大限結集し、県民から負託を受けた議員が県民の先頭に立ち、新基地建設を断固阻止するため、現場でのたたかいや各市町村における取り組み、県政との連携を強固に進めていく」ことを確認。当面の行動として、4月6~8日の3日間、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込む「議員総行動」が提起されました。
翁長雄志知事が駆けつけ「いかに理不尽な形で沖縄の問題が扱われているかということを確認して、ぜひとも新基地を造らせない大きなうねりをつくっていただきたい」とあいさつしました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、「発足集会は今日以降の新たな世論として、県内はもちろん全国・海外にも広がっていく力になる。翁長知事を支えて工事を必ずストップさせよう」と呼びかけました。
各市町村から決意表明があり、那覇市議会保守会派「新風会」の知念博会長が「翁長知事と共にウチナーのために頑張る。新風会全員参加し、今後ともみなさんと行動を共にしたい」と述べました。(しんぶん赤旗 2015年3月29日)