活動報告

防衛相発言に抗議 知事会談拒否は県民無視 沖縄

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 中谷元・防衛相が、沖縄県の翁長雄志知事との会談の実現について「より対立が深くなるのでは、会っても意味がない」(13日の記者会見)と拒否した暴言から一夜明けた3月14日、県民からは「もはや民主主義の国じゃない」「今の政治はどこまで劣化しているのか」などといっせいに怒りの声があがりました。

 沖縄の地元紙2紙は「防衛相、知事対話拒む」(琉球新報)と1面トップで発言を報道。沖縄タイムスは「極まった政権のおごり」との社説で、「民主主義のイロハも知らない暴言だ」と民意無視の政権の姿勢に抗議しました。

 新基地建設に向けたボーリング調査が再開された名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、この日も100人を超える人たちが集まり、安倍政権に抗議。防衛相の暴言に怒りの発言が続きました。

 沖縄市から「島ぐるみ会議」のバスで辺野古を訪れた男性(74)は、「今日の新聞を見てワジワジした(頭にきた)。(会談拒否は)とんでもない話で、怒り心頭だ」とマイクであいさつ。「知事を無視するのは県民を無視すること。県民を何と思っているのか」と憤りました。

 二見以北10区の会の松田藤子会長は取材に対し、「これが政府の代表の発言かと思うと、レベルが低すぎて恥ずかしい」と話しました。

 ゲート前には日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が駆けつけ、参加者らとともに唱和。赤嶺議員は、「安倍内閣は危険な右翼政権だが、県民のたたかいは確実に政権を追い詰めている」と激励しました。(しんぶん赤旗 2015年3月15日)

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