沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に抗議して1月25日、「沖縄の民意を無視するな! 辺野古に基地はつくらせない! 国会包囲ヒューマンチェーン」(主催、同実行委員会)が行われました。辺野古の海をイメージした青い上着やマフラーを着けた7000人(主催者発表)が国会議事堂を包囲し、シュプレヒコールを上げました。
身動きがとれないほど多くの人が集まった国会正門前。座り込み行動が続く辺野古と電話をつなぎ、エールを交換。「美(ちゅ)ら海を守れ」と書いた鉢巻をしめた女性の姿も。
総選挙で「オール沖縄」の代表として県内すべての小選挙区で勝利した、日本共産党の赤嶺政賢、社民党の照屋寛徳、生活の党の玉城デニー、無所属の仲里利信の各衆院議員が駆けつけてあいさつすると、拍手と指笛がわきました。
赤嶺氏は、「日本全国で翁長雄志県知事を支えて辺野古埋め立て承認撤回を実現し、新基地建設を止めよう」と呼びかけました。
沖縄社会大衆党委員長の糸数慶子参院議員(無所属)と、民主党の国会議員らがあいさつ。若者や著名人らがスピーチしました。
東京都墨田区から参加した、医療関係で働く男性(29)は「沖縄県民の民意を無視して工事を強行するなんて許せない。安倍首相に、民主主義を破壊するなと言いたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2015年1月26日)