活動報告

「オール沖縄」あかみね候補何としても 街頭演説会

カテゴリー:

テーマ:

 辺野古新基地推進の自民党候補と互角の大激戦・大接戦になっている衆院沖縄1区。新基地建設ノーの「オール沖縄」の声を代表する、あかみね政賢候 補を何としても押し上げようと、県庁前で行われた10日の街頭政談演説会に、幅広い弁士が登壇しました。訴えとメッセージの要旨を紹介します。


写真

あかみね政賢候補の訴え

歴史的たたかいに全力

 「オール沖縄」1区代表のあかみね政賢です。翁長雄志新知事や城間幹子那覇市長、そして「ひやみかち うまんちゅの会」に結集する企業や保守的な政治家の皆さんも一緒になって、連日奮闘しています。

 今日から翁長知事にかわりました。安倍内閣の応援団だったあの知事はもういません。翁長知事を支えて、辺野古の新基地建設をストップする大きな展望が出てきた下で行われる選挙です。1区から4区まで全員、新基地建設反対の候補者を勝利させましょう。

 自民党の国会議員は新基地建設反対を掲げていましたが、今では裏切って翁長知事の単なる妨害者です。県民の心に背を向ける、公約を違反した議員は全員落選させる、この歴史的なたたかいをがんばりましょう。

 今朝の新聞には、沖縄1区は自民党の候補者と私が互角と書かれていました。ここから抜け出して勝利するためには、あと一回り、二回り支持の拡大が求められています。

 1区で私が自民党に勝てば、国政に大きな影響を与えます。新基地を造らせてこなかった県民の心を示して、必ず勝利しようではありませんか。

 

写真

街頭演説会弁士の訴え

沖縄県知事 翁長雄志さん

あらためて民意つきつけよう

 11月の県知事選は、10万票という圧倒的な差で当選させていただきました。

 新辺野古基地はつくらせない、オスプレイの配備撤回という「建白書」で大同団結して、「オール沖縄」で沖縄の基地問題を解決しよう、こういうことで知事選が行われました。

 当選後、一日も早く上京して政府にこの民意をつきつけて、沖縄の基地問題を考えてもらおうと思っていた矢先の解散です。だからこそ、10万票差という圧倒的な民意に加え、この1区からあかみねさんを当選させることで、あらためて民意をつきつけることになります。

 10万票差のなかで、あの宜野湾市で私が3000票リードしました。普天間基地の危険性の除去は、宜野湾市のみなさんにとって切実な問題です。そ こで、私たちも苦しいけど、同じ苦しみをさせたくない。この思いが県民のチムグクル(真心)です。辺野古の埋め立ても、普天間の固定化も絶対にさせない。

 あかみね政賢さんが当選して、2区、3区、4区も仲間が当選することで基地問題が解決できるように、みなさまのお力添えを心からお願い申し上げます。

写真

那覇市長 城間幹子さん

今度は あかみねさんに

 皆さまからいただいた「オール沖縄」のパワーを、今度はこの沖縄1区で、あかみね政賢さんに大きくたまわりますように、私もお願い申し上げます。

 いまの国政はどうなっているのか、私も首をかしげています。ぜひ、この沖縄県から、翁長新知事を支え、国政へ向かう議員として、あかみねさんにが んばっていただきたい。辺野古新基地はつくらせないという強い思いで、あかみねさんの背中を後押しして、大きく声をあげようではありませんか。私も、ヌチ カジリ(命のかぎり)応援します。

写真

那覇市議会「新風会」会長 金城徹さん

保革超え「基地造らせない」

 私ども新風会は自民党を除名されても保守の立場で政治活動をやっているわけですが、なぜ私が今日この場に立っているかというと、それこそ保守も革新もなく、県民が寄り集まって翁長雄志さんの辺野古に基地をつくらせないという思いで結集したからです。

 翁長雄志知事が誕生しようが、政府は一顧だにすることなく辺野古の基地建設を推進すると断言しています。このようなことを県民が黙って許すわけにはいきません。

 今回の衆議院選挙、(知事選でつくった「オール沖縄」の枠組みの)「ひやみかち うまんちゅの会」でぜひとも、あかみねさん勝利のために最後までがんばっていきます。

 この勝利を通して、辺野古に基地をつくらせてはいけないという県民の意志を、もう一度確認しようではありませんか。

写真

沖縄社会大衆党委員長・参院議員 糸数慶子さん

自民党候補一掃の好機

 本日、翁長雄志新知事が登庁された現場に私も立ち会いました。感激ひとしおです。心を一つに、保革の枠を超えて県民が一つになれば、このような結果が出てきます。

 今度の選挙は昨年11月に自民党の石破茂幹事長(当時)に屈服して自分たちの公約を捨て去り、うなだれて辺野古に新基地をつくることを認めた1区から4区の自民党候補を一掃するチャンスです。

 (「オール沖縄」の共同候補の)4人を当選させることが、日米両政府に対して辺野古の新基地建設ノーの声をつきつけ、沖縄県民の誇りと尊厳を改めて示す行動です。

 私は国政の場で、安倍政権のやっている集団的自衛権の行使容認などを追及してきました。憲法を変えて、日本を戦争のできる国へと導いていく安倍政 権に沖縄からノーという声をつきつけていく、そのためにもあかみね政賢さんを1区から当選させることで、県民の意志を表明していこうではありませんか。

メッセージ

金秀グループ 呉屋守将会長

今こそ誇りある豊かさを

 美しい沖縄に基地はもういりません。今こそ自立した誇りある豊かさを手にする時です。ほとんど使用されていない那覇軍港は経済発展の大きな可能性を秘めています。一日も早く返還させ、ダイナミックな経済を構築していくべきです。

 そのためにも翁長知事を支え、県民の意見を通せる政治家を国政へ送り出さなければなりません。政府いいなりの政治家ではなく、経済発展を阻害する基地にノーと、モノを申すブレないあかみね政賢こそ、いま沖縄に必要な政治家です。

 金秀グループは県民の暮らしに寄り添う企業を標ぼうしています。真の豊かさを手にするため心一つに立ち上がる時です。頑張ればウチナーンチュ(沖縄県民)にもできる。

社民党沖縄県連合 新里米吉委員長

団結してたたかい抜く

 衆院選は、「普天間基地を閉鎖・撤去し、辺野古新基地を造らせない」ことが最大の争点です。

 俳優の菅原文太さんが県知事選の応援演説で、「沖縄の海も山も風景も国家のものではない」「辺野古もしかり」と述べられたことを沖縄県民への遺言と受け止め、団結してたたかい抜きましょう。

 私たちは、知事選の枠組みを大切にし、各選挙区で1人ずつ擁立して、県民を裏切った自民党候補に勝ち抜くことを確認しました。

 4選挙区で全員当選の実現に向けて、1区あかみね政賢候補を当選させましょう。社民党も支援、協力し、沖縄の民意を日米両政府に示していきたい。(しんぶん赤旗 2014年12月11日)

 

このページをシェアする