日本共産党の山下芳生書記局長は12月2日、那覇市と高知市で演説しました。
沖縄1区で、米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」を代表する、あかみね政賢候補の選挙事務所前で午前9時から出発式が行われました。山下氏は保守・革新の垣根を越えて、「オール沖縄」の共同をつくり、県知事選で圧勝した、そのたたかいの経過と結果に心からの敬意を表しました。その県知事選の結果を無視して新基地建設をすすめる安倍政権を厳しく批判するとともに、県民を裏切った4人の自民党前職全員に勝利して、「今度は安倍政権に直接、県民の意思を突きつけよう」と力説。「オール沖縄」の声をぶれずに国政に届ける、あかみね候補をはじめ、4選挙区の4氏全員の勝利を訴えました。参加者の拍手と声援、指笛が何度も送られ、最後は手をつないで「勝利へ頑張ろう」と唱和しました。
那覇市の女性(62)は「あかみねさんは公約を守り、ぶれない。だから信じている」と語りました。
続いて、山下氏は県庁に近い交差点で再びあかみね候補と合流し、伊礼一美比例候補と演説。最も交通量が多い場所で、車内からエールが送られました。
夕方には高知市役所前で、四国ブロックで11年ぶりの議席奪還をめざす浜川ゆりこ比例候補、春名なおあき高知1区候補、谷崎治之2区候補と演説。「必ず四国から共産党の国会議員を送り出してほしい」と訴えました。聴衆のあちこちから、「そうだ」「いいぞ」の声と拍手が相次ぎました。
来春に出産予定の高知市の女性(34)は「浜川さんの『うちの子もよその子も戦争に送らない』という訴えはその通りです。原発再稼働も心配。私たちの代表として国政に送るために頑張りたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2014年12月3日)